神の島、小笠原 -走-
2008年 01月 02日
5日目は1人、原付を借りて島の東側を走った。
父島は、アルファベットの"C"を左右逆転させたような形をしている。
集落のある西側は、湾内に入るため平地もあるが、波の影響を直に受ける東側は、断崖絶壁の連続。原付でなければ、まず走り抜くことは出来ない。
崖の上に立ち、遠い昔を想像する。
大洋に浮かぶ島は、今でこそ小さな島だが、下界が海に沈む前は、大きな山の頂だったのだ。
再び原付を走らせていると、
そこだけ花が咲いている。
そんな庭を見つけたので、潜入。。。
すると、中から仙人のような男性が出てきて、庭を案内してくれた。
神奈川県出身の男性は、数年前に脱サラし、家族と共に父島へ来た。しかし島の生活は退屈で、家族は本土へ。自分はまだ土地が売れないから、島に残っているのだという。
果実なんかは、頑張って育てなくても出来るんだそうだ。
島の暮らしは、頑張って何かしなくても、何とかなってしまうんだそうだ。
南の島って、そう。
良いか悪いかは別にして、本気で根を生やす覚悟がなければ、浦島太郎になってしまう。そういう怖さも、確かにある。
まるで文化というものが、辺境の地に滞留するように。
父島は、アルファベットの"C"を左右逆転させたような形をしている。
集落のある西側は、湾内に入るため平地もあるが、波の影響を直に受ける東側は、断崖絶壁の連続。原付でなければ、まず走り抜くことは出来ない。
崖の上に立ち、遠い昔を想像する。
大洋に浮かぶ島は、今でこそ小さな島だが、下界が海に沈む前は、大きな山の頂だったのだ。
再び原付を走らせていると、
そこだけ花が咲いている。
そんな庭を見つけたので、潜入。。。
すると、中から仙人のような男性が出てきて、庭を案内してくれた。
神奈川県出身の男性は、数年前に脱サラし、家族と共に父島へ来た。しかし島の生活は退屈で、家族は本土へ。自分はまだ土地が売れないから、島に残っているのだという。
果実なんかは、頑張って育てなくても出来るんだそうだ。
島の暮らしは、頑張って何かしなくても、何とかなってしまうんだそうだ。
南の島って、そう。
良いか悪いかは別にして、本気で根を生やす覚悟がなければ、浦島太郎になってしまう。そういう怖さも、確かにある。
まるで文化というものが、辺境の地に滞留するように。
by tokyo100k
| 2008-01-02 00:00
| 趣味