じわじわ愉しい!境界歩きのすゝめ
2016年 03月 26日
文京経済新聞の取材で、「境界歩き」をしてきました。
境界歩きとは、
文京区と隣接する千代田区、台東区などと区界になっている道をひたすら歩き、
「おぉー、ここが…」
とか唸りながら、以下のような写真を撮ることw
…まるでタモリの世界ですが、それもそのはず。
案内してくださった「境界協会」の主宰、小林さんは、あのタモリ倶楽部にも出演したことがあるらしいー(やっぱり!)
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文京区と、隣接する区の境界は、基本、江戸時代の土地区画か、川が基準になっているそうで、
そういう目で見て歩いていくと、
今の東京大学は加賀藩の武家屋敷だったんですねー、とか、
台東区との区界は、かつて川が流れていたんですねー(今は暗渠)、とか、
目に見えている世界から、
目に見えない情報までが、想像できるようになるのです!!!
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私は常々、
限られた資源で人生を楽しむには、こういう知恵が不可欠だと考えていて、
「アレがない、コレがない」と嘆く暇があるなら、
ちょっと違う視点から、今あるものに価値を見出す。
そういうことのできる人を本当に尊敬しています!!!
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以下、道中のちょっとほっこりした写真たちです。
①千代田区との区界にある「坂のホテル」。シチリア島っぽく(笑)週末トリップによさそう。
②東京が「東京市」だった頃の石碑(?)が残る宮本公園(神田明神裏)
by tokyo100k
| 2016-03-26 00:00
| 教養